私ごとですが、クラフトビールがここまで自分の人生に関わってくるとは予想していなかった。
もちろん絵やデザイン、サッカーも小さい頃からやっていて好きだし、映画も好き、、、
ただクラフトビールはその中でも斜め上から来た感じです。
知らんがな。
そんなポジションのものって気軽に楽しめる感じが良いが、、、
今後はより責任感を持って向き合うことになるのかな?という話。
(といいつつどれも気軽に行きたい。)
最初は前職の関係で「勉強しなければいけなかった。」クラフトビール。
ビール好きです!1杯目はビールでしょ!と軽口を叩いていた、どこにでもいる奴でした。
まだ大阪にクラフトビール専門店パブが2、3軒しか無かった時代(今は何件かわからないほど大阪も増えました。)に醸造の1から頭に入れなければいけい状況になりました。
実はビールも醸造したし、製品にもなってしまったりしました。
今思えば大きな経験だったけど、当時は責任と難しさと朝の早さ無我夢中で。。。
ただ作業をこなすことで必死でした。
味にもいきなりハマったわけではなく、あくまでも勉強しないといけない対象。
違いもよくわからなかったので、これも美味いですね〜あ、これも〜て具合。
ん、これは面白いかなと思ったのは同じ歳ぐらいのビール醸造志望の同僚が入ってきてから。
ちょうどそのあたりから、日本で扱われるビールのスタイル(種類)も増え、専門バーも増え、同い年が増えてきた頃だった。7、8年前?
そこからデザインと年も重ねたおかげで、ラベルを作らさせてもらったり、
醸造する限定ビールの提案に口出しさせてもらったり、クラフトビールのイベントに参加したり。
少しずつ深い付き合いをさせてもらって今に至ります。
クラフトビールは何が面白いかは人それぞれ違うし僕レベルが語ってすみません。。が
味に関しては、スタイルと呼ばれるジャンルが分かれていてそれぞれに手法や使う材料もある程度決まっている。
その中で王道を行ってみたり、あえて外してみたりそれぞれのコンセプトをスタイルを軸に遊んでいくのを感じられると面白いなと思う。
1から想像的なものを作る事もすごいけど、ジャンルを踏襲しながら自分の味を見つけていくという感覚。
これって様々な仕事において大事ではないのかなとつくづく思う。
さらに、もう一つ味に関して、その工場がある場所でしかできないビールを模索しているという点。
オリジナルになり得る要素であり、自分がいる場所の研究的に進めている製造者もいると思うし、
自分のスタイルを掘り下げるのと同じくらい大事なのでは、と思う。
ん〜自分がいるところを掘り下げることが自分のスタイルを見つけることにつながる、、、
自分にはまだまだできていないので難しいけどそういう感じがする。
ラベルのデザインに始まり、そのブリュワリーの工場の面構え、作っている人に雰囲気など、、、
俗にいう作り手の顔が見えるってやつ。
それぞれの個性が滲み出ている部分もめちゃくちゃ楽しめます。
日本にもそういうブリュワリーが増えてきているし、これからどんどん増えるでしょう。
自分の話に戻すと、その後もビアパブのショップカードや、お店に絵を飾らせていただいたり。
前職を退職した後も、デザインや絵でクラフトビール界隈の方にお世話になっています。
嬉しい限りです。
さらに今後の予定として、今一つのブリュワリーの立ち上げに関わらせてもらっています。
野心あふれるクラフトマンたちが今1から、一つ一つ模索しながら進んでいて、
自分ができることでお手伝いしたいと思っています。
またお知らせしたいので、ぜひお楽しみに。